【ニチデ】日本デザイナー芸術学院さんの卒業制作展に行ってきました！

2023年2月5日に愛知県美術館で催された、日本デザイナー芸術学院さんの卒業展へ行ってきました。

全体の作品から感じられたのは「すべてをデザインしている」ということです。

大きく目に見えるのものでなく、コンセプトや設定など、内側にこだわった作品が多くありました。

お店をまるごとデザインしていて、世界観にぐっと引き込まれました。

社会問題と結びつけた作品もありました。

絶滅危惧種や、ゴミが溢れる現状や、食べられるのに捨てられてしまう食材などに注目していました。

ダイレクトにポスターにして訴えかける作品もあれば、問題を解決できるような製品を考えデザインしている作品もありました。問題の取り上げ方の違いが面白かったです。

私がいいなと思ったのは、感情を絵で表現した作品です。

私は感情を言葉にまとめられたら楽になるのだと思っていたけれど、こうして絵に表現すると、なんとも可愛く見えてきて、その感情とも一緒に愛していこうと思えるのかなと思いました。

はじめて愛知県美術館に行きましたが、立派な建物で館内も広かったので、とても迷いました。

愛知県美術館の閉館時間が18:00までだったので、ゆったり見ていたのですが、この卒業展は16:00までだったらしく、最後の方は慌てて見てしまいました。見れていたのはほんの一部かもしれません。

時間はしっかりと調べておくべきですね。

行った日が卒業展最終日だということもあり、片付ける前の学生さんたちの姿を見ることができました。なんと今年は過去最高の来客数だったみたいです！

すごくたくさんの学生さんたちがいて、それぞれ写真を撮っていたり、展示を見てくれている人に話しかけたりしていました。

見に来ていたお客さんも「これいいね」と声をかけていて、いい雰囲気だと思いました。

それを見て私は、労力や技術を褒めることも大切だけれど、今日初めて見に来た人にどんなふうに伝わったのか、たった一言でももらえると、きっと嬉しく感じるのだと思いました。

とてもいい経験になりました。他の学校の制作展も行こうと思います。